獣医師国家試験
日本で獣医師として業務を行うためには、 「獣医師法」に基づき、農林水産省が実施する獣医師国家試験に合格し、獣医師免許を取得する必要があります。
試験は毎年2月中旬に、 全国3会場(北海道、東京、福岡)で 2日間にわたって行われます。
毎年1,200人ほどが受験し、おおむね70〜80%の受験生が合格します。
受験資格
基本的には、大学を 6年制の所定の獣医学課程を修めることで受験資格を得ることができます。 外国の獣医学教育課程を修了した方なども、対象となる場合があります。
試験の内容
試験は5択のマークシート式で、 全320問に解答します。 出題される内容は、以下のようなものがあります。
- 基礎系(細胞生物学、生理学、解剖学、病理学など)
- 応用系(感染症学、公衆衛生学 など)
- 臨床系(愛玩動物や産業動物の内科学・外科学 など)
日程 | 問題形式 / 内容 |
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1日目 |
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2日目 |
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合格基準
まず全50問の
必須問題で70%以上を得点する必要があります。
その上で、全280問のA〜D問題で60%以上を得点で、合格します。
受験者数・合格者数・合格率の推移
年度ごとに多少変動はありますが、例年 70%〜80% 前後で推移しています。